幸くん、フィラリア吊り上げ手術をして一年が経ちました。
「一年後、また来てね」、と諸角院長とかわした約束。
先ほど行ってきました。
結果、ミクロは全滅しているものの、陽性反応が出ました。
親虫がどこかにまだいます。
吊り上げ手術では、すべてのフィラリアを摘出することは不可能です。
胸部を開かない限り、全摘は無理です。
しかし、胸部切開するのと吊り上げではリスクが断然違います。
咳に苦しみ、運動制限を強いられ薬を飲み続けて親虫の寿命を待つ頃には
幸くんはシニアの域に入ります。
そのことを考えたら、リスクの少ない吊り上げ手術を選択せざるをえなかったのです。
レントゲンも撮ってもらいました。
先生も驚く結果です。
一年前より、見る限りでは正常な状態に戻っていました。
健康な子となんら変わりない写真。
院長いわく、肺高血圧の状態を6段階で分けて考えるとすれば、幸くんは2段階目ぐらい。
3段階まできてしまっている子だと、良くなることはなく、徐々に悪化していくだけ。
2段階くらいだと、正常に戻る場合もあるとのことでした。
親虫の寿命は約4年といわれています。
あと3年で陰転するかも。
今の状態でいけば、フィラリアが増えることもなく、長生きできるよと先生におっしゃって
いただきました。
今日はダックスだけで7頭もの子達が来院していました。
ダックスの駆け込み寺になっていますね。
うちも、翔と美の吉にもしものことがあったら、駆け込むつもりでいます。
ここの病院ではフィラリア予防薬はカルドメックです。
でもうちはお友達の獣医さんからイベルメックを処方してもらっています。
もちろん、3人年間投与です。
カルドメックのジェネリックがイベルメックなんですね。
詳しく教えていただきました。
安い怪しい薬が出回っているそうです。
毎年お薬が変わるような病院は気をつけた方がいいそうです。
結果としては、安心できました。