三度の飯よりワンがすき

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叔父と母

昨夜23時過ぎ、そろそろ寝ようかと思っていたところ母からの電話。
叔父が危篤状態になったから、会いに行きたいからすぐに来てと。
叔父は母の父親の7人兄弟の長女の夫、98歳。
2年前、叔母も亡くなり身寄りがいないため、母が一人で介護をしてきた。
介護といっても35キロほど離れたところに住んでいるため、週に何度も車で
通い、病院やらヘルパーの手配やら身の回りのお世話をしていた。
母の足の骨折が完治しないため、車に乗れないので、高速を飛ばして実家へ
行き、そして叔父のいる施設へ。1時近くになっていた。

熱があり血圧が下がり、顔面黄色でたんが絡みガラガラする呼吸。
声をかけても反応がなく、肺炎を起こしているだろうと。
でも、間に合ってよかったと母と話した。

母が子供のころ、子供の出来なかった叔父たちにたいそう可愛がられて
「叔父ちゃん家の子になる」と家に何日も帰らなかったそうだ。
叔父は本気で母を養女として迎えたかったらしく、父親に話を持ちかけて
本気で怒られたそうで。

私には分からないが母が叔父を思う気持ち、大切にしたいと思った。
認知症が進み、ここ5年くらい母の事はわからないけど、母は最期まで
やりきりたいのだと思った。

ベットに横たわる叔父に大きな声で呼び続けていると、しばらくして顔色も
良くなり熱も下がって、呼吸が落ち着いた。
私も一緒になって顔や体をさすり声をかけ続けた。
目さえ開けないが、手と足が動きだした。看護師さん達とみんなで笑った。

部屋の壁には感謝状が2つ飾ってあった。
まだベットで起き上がれるころ、毎日施設の皆さんのために食事で使う
おしぼりを丸く畳んでいたそうだ。
それを見て目頭が熱くなった。

母と叔父の家に遊びに行くと、いつも7匹の猫たちが歓迎してくれて、90歳の
叔父が毎日スーパーへタラバガニを自転車で買いに行っていたのを思い出した。
嬉しそうに猫たちにタラバガニを分けてあげる叔父の姿が目に焼き付いて。
母方の家系は根っからの動物好きなんだと実感した時でもあった。

落ち着いたので母と実家へ戻り、自宅へ着いたのが3時を回っていた。
玄関前の廊下にたくさんの敷物が。その上で大騒ぎの3息子。
「ずーっとそこで待ってたよ~」っと眠気混じりのパパが言って、
やっとみんなベットで就寝した。

今朝母はタクシーと電車を使って施設へ。今日は泊り覚悟。
足が悪化しないことを祈るしかない。何を言っても聞かない頑固者なので
せめて母の足になろうと思う。
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by shoutanmama | 2009-09-15 12:55